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★河野談話「見直し考えていない」首相が明言 「歴史問題を政治・外交問題化すべきでない」
安倍晋三首相は14日午前の参院予算委員会で、慰安婦募集の強制性を認めた
平成5年の「河野洋平官房長官談話」について「安倍内閣で見直すことは考えていない」と明言した。
すでに菅義偉官房長官が記者会見で談話見直しを否定しており、首相が改めて強調した格好だ。
自民党の有村治子氏への答弁。
首相は「政治家、特に行政のトップにあるものは歴史に謙虚でなければならない」と説明。
その上で、慰安婦問題に関し「筆舌に尽くし難い、つらい思いをされた方々のことを思い、非常に心が痛む」と語った。
過去の「植民地支配と侵略」への「心からのおわびの気持ち」などを表明した7年の「村山富市首相談話」にも触れ、
「歴史認識については歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と言明。
さらに「歴史問題は政治・外交問題化されるべきものではない。
歴史の研究は有識者や専門家の手に委ねるべきだ」との考えも示した。
一方、菅氏は河野談話の作成経緯の検証に関し、韓国側とのすり合わせについて
「談話作成過程の実態を把握することが必要だ。しかるべき形で明らかにすべきだ」と重ねて言及した。
MSN産経ニュース URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽関連リンク
●慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話 平成5年8月4日
URLリンク(www.mofa.go.jp)
●橋本総理(当時)発コック首相宛書簡要旨 1998年7月15日
我が国政府は、いわゆる従軍慰安婦問題に関して、道義的な責任を痛感しており、
国民的な償いの気持ちを表すための事業を行っている
「女性のためのアジア平和国民基金」と協力しつつ、この問題に対し誠実に対応してきております。
私は、いわゆる従軍慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題と認識しており、
数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての元慰安婦の方々に対し
心からのおわびと反省の気持ちを抱いていることを貴首相にお伝えしたいと思います。(以下略)
外務省 URLリンク(www.mofa.go.jp)
● 元慰安婦の方々に対する小泉内閣総理大臣の手紙 平成13(2001)年
このたび、政府と国民が協力して進めている「女性のためのアジア平和国民基金」を通じ、
元従軍慰安婦の方々へのわが国の国民的な償いが行われるに際し、私の気持ちを表明させていただきます。
いわゆる従軍慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題でございました。
私は、日本国の内閣総理大臣として改めて、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、
心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを申し上げます。
日本国内閣総理大臣 小泉純一郎 URLリンク(www.mofa.go.jp)