14/02/20 11:06:43.40
★福島第一 原子炉の監視温度計 ミスで故障
東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉の底に溶け落ちた核燃料を十分に冷やすことができているか
監視するために設置された温度計が、点検作業のミスで故障しました。
残る1つの温度計で監視を続けていて、東京電力は復旧を急ぐことにしています。
東京電力によりますと、18日、福島第一原発2号機の原子炉内部の温度を測るため
表面に取り付けられている温度計で異常が見つかりました。
調べたところ、温度計が正常に作動しているか確かめる点検作業で、
100ボルトの電圧をかけるところを誤って250ボルトの電圧をかけたためショートして故障したということです。
2号機では、事故で原子炉の底に溶け落ちた核燃料を水で冷やし続けていますが、底の部分の温度を監視する温度計は、
おととし故障が相次ぎ、今回の故障で残りは1つしかありません。
東京電力が公表したのは、異常を確認してから1日余りたった19日夜で、
今回故障した温度計がもう1つの温度計とほぼ同じ20度余りを示していたため、
すぐに故障と分からなかったとしています。
東京電力では、温度計を交換し復旧を急ぐことにしていますが、
原子炉周辺は放射線量が高く原子炉格納容器の外から細い配管を通して設置するため、時間がかかる見通しだということです。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)