14/02/17 01:44:29.51
オーストラリアの情報機関が、協力関係にある米国家安全保障局(NSA)に対し、盗聴などを通じて入手した米国の法律事務所に
関する情報の提供を申し出ていたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が16日報じた。米中央情報局(CIA)元職員
スノーデン容疑者が持ち出した機密文書に記された内容としている。
米英両国やオーストラリアなどアングロサクソン系5カ国は「ファイブ・アイズ」と呼ばれる国際通信盗聴網を構築しているとされる。
報道が事実なら、盗聴網は5カ国以外の国の政府や要人だけでなく、ネットワークを主導する米国の弁護士もスパイ対象にしている
ことになる。
同紙によると、この法律事務所はたばこやエビの輸出をめぐり、米国やオーストラリアとの間で貿易摩擦を抱えるインドネシア政府に
助言を与えていた。
オーストラリアの情報機関は、首都キャンベラにあるNSA連絡事務所の要員に対し、米法律事務所に関する情報には「(開示を
義務付けられていない)顧客との秘密裏のやりとりも多分含まれている」と伝えていた。
NSAはコメントを避けており、米法律事務所に関する情報が実際に提供されたかは不明。
オーストラリア放送協会(ABC)は昨年、同国がインドネシアのユドヨノ大統領の携帯電話記録を監視していたと報道。両国関係が
悪化した。
ソース(日本経済新聞・共同通信) URLリンク(www.nikkei.com)
NYTimes:Spying by N.S.A. Ally Entangled U.S. Law Firm
URLリンク(www.nytimes.com)