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【東京】サムスン電子やLGグループ、台湾メーカーが東京・大田区の中小企業に熱い視線…高度なものづくり技術を取り込む狙い - 暇つぶし2ch1:諸星カーくんφ ★
14/02/11 23:49:41.94
 台湾・韓国の大手電機メーカーが東京都大田区などの中小企業に熱い視線を注いでいる。高度なものづくり技術を取り込む狙いで、
韓国サムスン電子が資本参加を働きかけているほか、デジタル製品の受託生産が主力の台湾勢は連携に向け3月に主力企業首脳
による大規模な視察団を大田区に派遣する。中小企業側には不安もうかがえるが、日本の大手メーカーが生産を海外に移す中、
生き残りには海外勢との取引拡大も大きな課題だ。

 台湾最大の電子・電機業界団体「台湾区電機電子工業同業公会(TEEMA)」は3月、大田区を訪問する。大手メーカー約40社の
首脳が参加、大田区の中小企業が培った製造技術の高さなどを視察、ビジネスチャンスを探る。

 台湾製造業界は米アップルなど海外IT(情報技術)・電機企業からスマートフォンやテレビなどデジタル家電を受託生産している。
汎用(はんよう)性の高い部品の製造や組み立ては得意だが、省エネにつながる材料の開発や、革新的な製造技術はなお十分では
ないという。関係者は「ものづくりレベルをもう一段上げないと、発注側との価格交渉で強気に出られない」と語る。その観点からも
大田区の中小企業が持つ技術力は魅力的というわけだ。

 一方、韓国サムスン電子やLGグループは数年前から大田区の中小企業との商談を重ねている。韓国政府の強力な後押しも受けて
今ではソニーやパナソニックをしのぐ世界的な電機メーカーとなったが「韓国国内では部品や製造装置の革新に不可欠な中小企業群
がそろっていないのがアキレスけん」(アナリスト)。サムスンなどは日本の中小企業の技術力を活用し、この弱点を補おうとしている。
サムスンは日本の中小企業買収に向けた専門チームも設置。大田区の企業などに資本参加を持ちかけている。

 海外企業による系列下には抵抗感が根強いほか、「韓国や台湾メーカーと取引するには相当のロット(量)をこなす必要」(関係者)
があり、大田区の中小企業の場合も連携にはなかなか至らないのが実情だ。実際、高温炉を使った自動車部品などの熱処理を
手がける「上島熱処理工業所」は「現代の名工」4人を抱える有数の職人集団だが、海外取引は台湾、韓国の2社のみ。売上高は
それぞれ月十数万円程度で、月間売上高全体(5000万円)のごく一部に過ぎない。

 上島秀美社長は「英語を話せる社員も少なく、海外まで十分に手が回らない」と話す。しかし、日本の大手企業の生産の海外移転を
背景に、大田区の工業の製造品出荷額(2010年)は5000億円弱と10年前に比べ6割も減少。生き残りには海外メーカーとの取引
拡大も不可欠となっており、同区産業振興協会幹部は「力のある工場は海外の取引先拡大に動くべきだ」と指摘する。

ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)
図表=大田区企業の製造品出荷額などの推移
URLリンク(img.mainichi.jp)


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