14/02/11 12:54:18.81
韓国・中央日報の中国語電子版は１０日、日本の安倍晋三首相が投入したＮＨＫの経営委員が、ＮＨＫに対して
竹島（韓国語名称：独島）に関する番組を制作するよう圧力をかけていたと報じた。報道は以下のような内容だ。
最近、「南京大虐殺はなかった」と発言して物議を醸したＮＨＫ経営委員で作家の百田尚樹氏が、独島や在日韓国人、
靖国神社、東京裁判などに関する番組制作を経営委員会で提案していたことが９日までに分かった。
安倍首相が落下傘として投入した経営委員らの妄言が物議を醸す中、公共放送であるＮＨＫの番組制作にも安倍政権の
右翼的な傾向が及ぶのではないかとの懸念が広がっている。経営委員会はＮＨＫ会長を選び、予算や主要な事業を決める
意思決定の最高機関だ。
ＮＨＫの公式サイトで公開された１月１４日の経営委員会議事録によると、百田氏は２０１４年度の国内放送の番組編成に
関する議論の中で、「歴史問題を含め、今の日本が直面するさまざまな問題について知らせる番組があればいいのでは
ないか」と提言。その例として、尖閣諸島（中国語名称：釣魚島）や竹島の問題、靖国神社、極東軍事裁判、在日朝鮮人・
韓国人などの問題などを挙げた。
百田氏は３日、東京都知事選の応援演説で「中国は日本が南京大虐殺という大罪を犯したと宣伝したが、世界は無視した。
そんなことはなかったからだ」「（広島と長崎の）原爆投下は爆弾の威力を試すための人体実験であり、大虐殺だ。東京裁判は
この大虐殺をもみ消すための裁判だった」と発言し、物議を醸した。このような百田氏が制作を提案した番組の内容は、
言わずとも分かる。
ソース（新華社） URLﾘﾝｸ(www.xinhua.jp)
写真 URLﾘﾝｸ(www.xinhua.jp)
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
NHK経営委員会：第1205回 経 営 委 員 会 議 事 録
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)
（百田委員）
今回娯楽番組も含めていろいろ新しい番組が編成されていますが、歴史的課題も含めて、今現代の日本が直面している
さまざまな問題に関することをお知らせする番組があってもよいのではないかと思います。例えば尖閣諸島や竹島の問題、
あるいは靖国神社に関する極東軍事裁判や在日朝鮮人・韓国人に関わることなど、いろいろな意見がある中で、多くの人々は
自分の考えを持つだけの知識を得る機会がないというのが現状だと思います。日本の公共放送として、現在の日本が抱えている
さまざまな問題や歴史に関して必要最低限の知識を伝える番組があってもよいのではないかという気がしました。