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労働法規を無視した過酷な働き方を強いる「ブラック企業」とともに、アルバイトでも悪質な雇い主による「ブラックバイト」が問題化
する中、北大生らが準備を進めていた学生・若者向けの労働組合「札幌学生ユニオン」が30日、発足する。学生による茶話会などを
手始めに、個別事案の解決だけでなく学生のバイト環境全体の改善を目指す。
呼び掛け人の北大文学部4年、下郷(しもごう)沙季さん(23)は昨年9月、バイト先の札幌市内の飲食店で、6時間を超える長時間
勤務の際、45分間の休憩を取れるよう店長に相談したところ「ほかの皆はいらないと言っている。来月から来なくていい」などと契約を
打ち切られそうになった。
学内でも「塾講師のバイトで授業時間以外はサービス残業。実質の時給は300円」「インターンシップのはずが長期間、社員と同じ
仕事をさせられている」などの声を聞き「学生同士が力を合わせよう」と決意。昨年12月、フェイスブックで呼び掛けるなどしたところ
10人が集まった。
活動内容を話し合い、定期的に労働法規や労働組合に関する勉強会を開いたり、メールによる相談を受け付けたりすることを決めた。
近い将来、雇い主との団体交渉や北海道労働委員会への申し立ても行う計画だ。
結成大会は30日午後7時から北大構内で。2月2日午後1時からは札幌市若者支援総合センター(中央区南1東2)で高校生、
大学生対象の茶話会を開き、ブラックバイトの実態について共有したい考えだ。すべての問い合わせは電子メールへ。
(※問い合わせ先省略。ソース元でご確認下さい)
ソース(北海道新聞) URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
写真=北大構内で受験生らに「札幌学生ユニオン」結成のビラを配るメンバー
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札幌学生ユニオン
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