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米首都ワシントンの地下鉄に新規導入される川崎重工製の新型車両が六日、報道陣に公開された。二〇〇九年六月に発生した
八十人以上が死傷する深刻な地下鉄事故を教訓に、車体の強度を高めて衝突安全性能を向上したのが特徴だ。
首都を走行する地下鉄路線のため、テロ対策として監視カメラを導入。座席下もふさがず、危険物があっても見通せるようにする
などさまざまな工夫が施されている。液晶画面による行き先表示や発光ダイオード(LED)照明など日本の最新技術も投入されて
いる。
当面試験走行を続け、今年秋以降に営業運転が始まる見通し。川崎重工は現在、計五百二十八両(約千百十億円)を正式受注
しているが、将来的に計七百四十八両に拡大する見込み。ネブラスカ州の工場で組み立て、一八年まで順次納入する。ワシントンの
グレイ市長は「首都圏人口は増えており、地下鉄はますます重要な移動手段となる。新型車両の導入をうれしく思う」と話した。
ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
写真=6日、ワシントン近郊を走る川崎重工の新型車両。地下鉄に試験導入された
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