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★都知事選出馬準備完了も…悩める舛添氏
猪瀬直樹氏（６７）の辞職による東京都知事選挙（１月２３日告示、２月９日投開票）の
世論調査で人気ナンバーワンの舛添要一元厚労相（６５）が、
出馬について「全くの白紙」と言いながらも前向きな姿勢を示している。
都議会自民党は行政経験や知名度がある候補者選びを急ピッチで進めている。
党が今月、独自に行った世論調査では舛添氏がトップで、次にジャーナリストの池上彰氏（６３）、
衆議院議員を辞職した東国原英夫氏（５６）と続いた。
舛添氏に近い関係者は「本人が出馬に意欲を示していることは確かです。
ＴＢＳの『Ｎスタ』の火曜日コメンテーターをしていましたが、都知事候補として名前が出てから降板しています」と明かした。
自民党関係者は「日本民間放送連盟の放送ハンドブックによると、候補者は公示３か月前から番組の出演を取りやめる。
過去に収録済みの番組にはモザイクをかけて放送した。
舛添さんが『Ｎスタ』を降板したのは、都知事選の出馬に意欲がある証拠ですよ」とみる。
自民党は所属国会議員からの出馬をやめることを決め、
１月１０日をメドに候補者を決める予定だが、前出の舛添氏に近い関係者はこう話す。
「本人は自民党から除名された身。自民党からの接触もないですよ。
たけしさんが東スポで言ったように、自ら頭を下げれば公認が取れるとは思います。
しかし、政治家・舛添要一のキャラは、組織や体制に対して批判することが持ち味です。
東京五輪に絡む利権もすごいとされていますし、本人は本音でやる気があっても相当悩んでいます」
選挙で勝つには、一度飛び出した自民党に頭を下げなければならないのか、と考え込んでいるのかもしれない。
悩みはほかにもある。野党の出方ひとつで、楽勝ムードが吹っ飛んでしまいかねないからだ。
「野党候補が“反原発”を言いだしたらウチが苦戦する。その候補者を山本太郎氏が応援するようなことがあれば、
無党派層の票を持っていかれますからね」（前出の自民党関係者）
果たして舛添氏の決断はいかに。
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