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★除去できぬトリチウム「今後の課題」 汚染水対策委が追加策報告書
東京電力福島第1原発の汚染水問題に関し、政府の汚染水処理対策委員会は10日、
原子炉建屋への地下水流入を防ぐ「凍土遮水壁」などが想定通りに機能しない場合に備えた
追加対策を報告書にまとめ、茂木敏充経済産業相に提出した。
多核種除去設備(ALPS)でも除去できない放射性物質トリチウムの扱いは「今後の課題」とした。
大西有三委員長(京大名誉教授)から報告書を受け取った経産相は
「提言を受けとめ、国がやるべき事業はしっかり対応したい」と述べ、
難易度は高いが有望な技術に対しては、国が支援する考えを示した。
追加対策は、原発敷地を舗装し、建屋へ流れ込む地下水の供給源となる雨水の浸透を防ぐことなどが柱。
建屋周辺と西側の敷地約2平方キロを舗装する案や、舗装面積を約1平方キロにとどめ、
境界の土中に水を遮断する壁を造る案などを示した。
トリチウムは、委員会に専門家チームを設置し、来年3月までに貯蔵や海洋放出による環境への影響や、
費用対効果などの総合評価をまとめる。
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)