【行政】 現役キャリア官僚が告発 中国の原発のほうが、日本の原発よりも安全 日本の原発には「コアキャッチャー」がない at WILDPLUS
【行政】 現役キャリア官僚が告発 中国の原発のほうが、日本の原発よりも安全 日本の原発には「コアキャッチャー」がない  - 暇つぶし2ch1:うっしぃじま悪い肉φ ★
13/10/09 06:28:40.80
★現役キャリア官僚が告発 「原発汚染水は海に流すしかない」それが日本政府の本心です

 私自身は、官僚としてこれまで原発に関する数多くの矛盾、腐敗を見聞きしてきました。
しかし、大多数の国民には何も知らされていない。この情報の格差、不公平を埋めたいというのが、執筆の最大の動機です。
国家の行く末にかかわる重大な情報を、官僚だけが独占するのはおかしい。
なぜなら、国民はわれわれ官僚にとっていわば「株主」であり、説明責任を果たす必要があるからです。
ただ、一方で公務員には守秘義務があり、私が知り得た情報をノンフィクションの形で伝えることはできません。
また、原発問題と闘うには少しでも多くの時間が必要で、いまクビになるわけにはいかない。
そのためにも覆面で小説を書くのが最もよいと考えました。

●原発事故はまた起きる

物語は、「関東電力」から「日本電力連盟」に出向し、政・官・財の各界に電力会社の影響力を振るおうと暗躍する小島巌、
資源エネルギー庁で原発再稼働を画策するキャリア官僚・日村直史、元アナウンサーで反原発活動に身を投じる
玉川京子の3人を中心に進みます。誰がモデルかすぐに分かるような人物も出てきますが、
官僚については複数の人物像を組み合わせています。ただし、台詞や作品中のディテールは、
基本的に私自身が見聞きした事実に基づいています。
物語をつらぬく軸は、電力会社の主導する「モンスター・システム」です。
これは、電力会社が取引先への業務発注額を相場より2割ほど高く設定し、
余った利益を電力会社自身が主導する業界団体に預託するというしくみです。
作中に登場する「関東電力」の場合、預託金は年間800億円にのぼる。
この潤沢な資金を原資に、電力会社は政治献金やマスコミ対策を行うわけです。
この集金・献金システムは全国10社の電力会社で構築され、日本を裏側からコントロールしている。
このようなシステムが政治やマスコミを支配しているのは異常事態であり、正しい情報が国民に知らされるはずもありません。

一例を挙げましょう。多くの国民は、福島で事故が起きたとはいえ、
それでも日本の原発は海外の原発に比べればはるかに安全だと思っているはずです。
ところが日本の原発は、老朽化が問題になっているうえ、最新型でもヨーロッパ製のものより安全性が劣っています。
ヨーロッパの加圧水型炉は、二重の原子炉格納容器の底に、溶けた核燃料を受け止める「コアキャッチャー」が組み込まれ、
万が一メルトダウンを起こした際には核燃料がコアキャッチャーを通して冷却プールへと導かれるようになっている。
日本の原発には、このような仕組みはありません。IAEA(国際原子力機関)が策定している国際的な安全基準自体が、
日本から出向している職員によって骨抜きにされています。近年ではヨーロッパ型の炉を採用している中国の原発のほうが、
日本の原発よりも安全性が高いでしょう。こう言うとみなさん驚きますが、紛れもない事実です。(続く)

講談社「週刊現代」2013年10月12日号より URLリンク(gendai.ismedia.jp)

続きは>>2-4


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch