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辛格浩(シン・ギョクホ)=日本名・重光武雄=ロッテグループ総括会長(90)の
長男・辛東主(シン・ドンジュ)=日本名・重光宏之=日本ロッテホールディングス副会長(59)の動きから目が離せない。
会社経営に関してメディアのインタビューを受けたことがほとんどない同氏がこのほど日本のメディアの
インタビューを受けた上、韓国ロッテ製菓が進出している東南アジア市場を
日本のロッテも積極的に進出する意向を明らかにしたためだ。さらに、
先月6-8日には10年ぶりに韓国ロッテ製菓の株式10億ウォン(約8800万円)分を買った。
一部には「二男・辛東彬(シン・ドンビン)=日本名・重光昭夫=(58)韓国ロッテグループ会長との
対立構図が本格化するのではないか」との見方もある。
兄弟は二人とも日本で生まれた。兄の辛東主副会長は青山学院大学工学部を卒業、
1978年に三菱商事に入社した後、87年に日本のロッテ商事に移った。そして11年に
日本のロッテホールディングスの副会長になった。
弟の辛東彬会長は青山学院大学経済学部と米コロンビア大学経営大学院を卒業。
野村証券、日本のロッテ商事を経て、90年に韓国湖南石油化学に入社、11年に韓国ロッテグループ会長に就任した。
■「菓子の海外戦略は日本のロッテが主導」
日本のロッテは辛格浩会長が48年に興した製菓会社で、日本のロッテと韓国のロッテの親会社にあたる。
日本のロッテはタイで7月中旬にチョコレート工場を、
インドネシアで8月11日にチョコパイ工場を新設し、東南アジア工場の
チョコレート菓子生産能力をこれまでの2.8倍に増やした。 16年の
東南アジア市場売上目標を12年の3倍に設定している。06年の日本ロッテの東南アジアに
おける売上は日本の1%に過ぎなかった。兄の辛東主副会長はこのほど、
日本経済新聞社発行の消費・流通専門紙「日経MJ」とのインタビューで
「タイのチョコレート菓子の価格は9月からこれまでの40%に下げ、本格的な広告を開始する」
「今後の中東進出の足掛かりという意味もある」と語った。「20-30代の若い営業マンを組織化し、
バイクなどで走り回らせて街頭営業させたい」とも述べた。
また、辛東主副会長は先のタイ工場完工式で「日本で生まれたロッテの菓子を
海外に進出させることが日本ロッテの役割」と述べた。同紙は「韓国ロッテと
競合するという意向を示した発言」と解釈している。
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