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静岡県警浜松中央署は２４日、県西部農林事務所主任、後藤浩文容疑者（３５）（浜松市中区上島）を
麻薬取締法違反（麻薬の輸入）と薬事法違反（指定薬物用途外の輸入）の疑いで逮捕した。
発表によると、後藤容疑者は６月上旬、麻薬成分などを含む植物片２グラムと、指定薬物を含む液体入りの瓶５本を米国から密輸入した疑い。
調べに対し、「瓶は自分で使うために買ったが、植物片はおまけでついてきた」と供述しているという。
後藤容疑者はインターネットで薬物を注文していた。
成田空港で、税関職員が薬物入りの郵便物を発見し、県警や名古屋税関などが捜査していた。
同署は２４日、後藤容疑者の自宅と農林事務所を捜索。
自宅から、指定薬物が入っていたとみられる空き瓶やパソコンなどを押収した。
県の土屋優行経営管理部長は「職員の逮捕は誠に遺憾。
事実関係を確認し、厳正に対処していく」とのコメントを出した。
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