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21日投開票された参院選で当選した俳優・山本太郎(38)。
組織・団体に依存せずに無所属を貫き通し、ひたすら「脱原発」を訴えて65万票余りを獲得したのはリッパだったが、
真価が問われるのはこれからだ。当選会見で本人も語っていた通り、「これから先はイバラの道」である。
まず最初に立ちはだかるのは、本人も勝手知ったるテレビだ。
「当選を受けたインタビュー中継で、NHKは、山本が放射性物質に汚染された食品の安全基準や、
テレビとスポンサーの関係などに触れた途端、画面を切り替えてしまった。
本人のコメントはなく、インタビュー映像だけの民放もあった。テレビは『たまたま』と言い訳するだろうが、
選挙報道の失敗は始末書モノ。当選会場でもきっちり時間を計って中継に臨むから、間違いは起こり得ない。
テレビがいかに山本を嫌っているのかがよく分かった」(芸能ジャーナリスト)
既得権益のぬるま湯にどっぷりつかったテレビは、権力とCMスポンサーには平身低頭だが、
権益を侵す“敵”には猛烈なバッシングを仕掛ける。
09年の政権交代時には、民主党政権が掲げていた「電波オークション導入」に猛反発し、
朝から晩まで業界を挙げて鳩山首相叩きを続けていた。当時と同じ構図だ。
「投開票前のメディアの世論調査で、山本が当選圏内に入った直後から『公選法違反』報道が流れた。
メディアが狙い撃ちしている表れです。山本が当選した今、記者たちは『公人なら遠慮なく叩ける』と、
大っぴらにスキャンダル探しを始めるでしょう」(永田町事情通)
山本陣営の選挙運動を取材してきたジャーナリストの田中龍作氏がこう言う。
「彼は選挙期間中、一貫して脱原発を訴えるとともに、メディアとスポンサーの関係など『最大のタブー』を批判し続けてきました。
恐らくメディアはあの手この手で潰しにかかる。年内にも議員辞職に追い込もうとするでしょう。
身を守るために、永田町に精通した秘書、マスコミ対応のうまいブレーンをつけるべきです」
まずはこれから全国で始まる当局の公選法違反者摘発の動きがどうなるのか。山本が国政で汗をかくまで越えるべき障壁は多い。
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