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東京都新宿区のJR新大久保駅周辺で16日に行われた在日コリアンの排除を掲げるデモで、警視庁新宿署は同日、
「在日特権を許さない市民の会(在特会)」会長、高田(通称・桜井)誠容疑者(41)ら4人と、対立グループの自称会社経営、
清(せい)義明容疑者(46)ら4人の男女計8人を暴行容疑で現行犯逮捕した。在特会などによる一連のデモでの主張は、
差別的な表現で憎悪をあおる「ヘイトスピーチ(憎悪発言)」と呼ばれ社会問題化しており、反発するグループとの対立も
深刻化している。
同署によると、高田容疑者の逮捕容疑は16日午後2時ごろ、同区新宿3丁目の路上で、清容疑者の胸ぐらをつかみ、
つばを吐き付けた▽清容疑者の逮捕容疑は同じころ、高田容疑者の眼鏡を払いのけた??としている。デモの集合場所である
区立大久保公園に向かう高田容疑者を清容疑者らが新宿駅近くで見つけたのを機に、トラブルになった。高田容疑者は
「つばをかけるつもりはなかった」、清容疑者は「つばをかけられなければやらなかった」と供述しているという。
同署によると、他の6人も相手グループの参加者をビニール傘で頭を殴ったり、顔面を殴ったりしたといい、うち1人は容疑を
認めているが、5人は否認か黙秘している。
公安当局などによると、在特会は2006年ごろ設立され、ホームページで会員数1万3000人超とうたっている。16日のデモ
は在特会と異なる団体が主催していたが、同会のメンバーら約200人が参加。これに抗議する参加者約350人が取り囲む形
となり、あちこちで小競り合いとなった。顔から血を流したり、路上でうずくまったりする人の姿も見られた。近くで飲食店を営む
韓国籍の50代女性は「騒ぎはどんどん過激化しており、怖かった。逮捕者も出て、今後は沈静化することを願っている」と話した。
在日コリアンの排除を掲げるデモは昨年から定期的に行われてきたが、今年2月ごろからは、デモへの抗議活動も
広がっていた。ヘイトスピーチを巡っては安倍晋三首相も5月に参院予算委員会で「一部の国、民族を排除しようという
言動があることは極めて残念だ」と発言していた。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)