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夏の参院選で自民党から比例代表で立候補する飲食チェーン・ワタミ会長の渡辺美樹氏(53)が、自らのホームページで、
一部から同社に向けられる「ブラック企業」との批判に大反論した。
「私が創業し、取締役会長をつとめるワタミグループが一部で『ブラック企業』と呼ばれることについて、
一度きちんと皆様にお話させて頂きたいと思っていました」
渡辺氏は出馬会見を行った5月31日、HPでこう切り出した。
1984年に居酒屋「和民」を展開するワタミを創業、居酒屋以外にも介護事業などを手がけ、
学校理事長なども務めてきた渡辺氏。2011年4月の東京都知事選に立候補し3位で落選したものの、約101万票を獲得した。
自民党は渡辺氏の経験と集票力を期待しているとみられる。
その一方で、ワタミにはネットを中心に「ブラック企業」との批判があり、これに反論したのだ。
ブラック企業とは、低賃金、長時間労働など社員に過酷な負担を強いる企業の総称をいう。
自民党にはブラック企業の企業名を公表する動きがあるが、渡辺氏はこれに「大賛成」とした。また、
自らのブラック企業の判定基準について(1)離職率(2)年収(3)時間外労働時間
(4)メンタルヘルス不調による休業・退職の人数-を列挙し、自社の外食産業の実態を説明した。
(1)については、「離職率(平成24年4月入社社員の3年以内離職率42・8%)は、
厚生労働省公表(平成23年統計、以下同じ)の宿泊業・飲食サービス業の離職率(同48・5%)を下回っています」と説明した。
「飲食サービス業の離職率は、全産業(同28・8%)と比べると高い水準」として、「単純に、ほかの産業と横並びで論じることは、適切ではありません」とした。
(2)については、「年収は、平成24年度において433万円であり、厚生労働省公表の宿泊・飲食サービス業平均年収370万円を上回っています」と述べ、
(3)は「平成24年度月平均は38・1時間。これは、36協定で定めた上限45時間を下回っています」。(4)も低水準だと主張している。
そのうえで、ブラック企業批判を「到底、受け入れられるものではありません」としている。(抜粋)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
「ブラック企業」と呼ばれることについて
URLリンク(www.watanabemiki.net)
【参院選】自民、ワタミ会長の擁立決定★6
スレリンク(newsplus板)