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「お金もらうのが心苦しく」
生活苦から心中を図り、同居の母親=当時(70)=を殺害したとして承諾殺人罪に問われ、
保護観察付き執行猶予判決(札幌地裁)を受けた無職、大沢久美子被告(42)は「心苦しさ」から生活保護を辞退。
求職は実らず困窮を極める中、自らを追い詰めた。
大沢被告と母親の英子さんは2人暮らしだった平成18年9月ごろ、札幌市北区で生活保護を受け始めた。
英子さんは脳腫瘍や白内障を患って働けず、大沢被告も仕事が長続きしなかった。
「月に3、4社履歴書を送ったり面接を受けたりしたが、1年以上見つからず、
お金だけもらうのが心苦しかった」。大沢被告は法廷で消え入りそうな声で話した。
23年4月に生活保護を辞退。保護費を節約してためた100万円で暮らしたが、24年5月に底を突いた。
6月に家賃が支払えなくなり、英子さんから心中を持ち掛けられた。
絶食自殺を試みたが「つらさに耐えられず」に2週間で諦めた。
次に練炭自殺を選んだが、買う金がなく、英子さんの弟に理由を告げず3万円を借りた。
9月、練炭に火を付け、母と並んで布団に入った。自分一人が生き残った。
生活保護を再申請しなかった理由は「ニュースを見て簡単には受給できないだろうと思った」と述べた。
ソース:産経ニュース
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