【大阪】高校中退の18歳少年、父親の年金で暮らす41歳…暴走する右派系市民グループ、ヘイトスピーチという思想なき“鬱憤晴らし”at WILDPLUS
【大阪】高校中退の18歳少年、父親の年金で暮らす41歳…暴走する右派系市民グループ、ヘイトスピーチという思想なき“鬱憤晴らし” - 暇つぶし2ch2:結構きれいなもろきみφ ★
13/05/14 00:50:48.15
>>1の続き)

■ヘイトスピーチで注目

 一連の事件をめぐっては、まず兵庫県警が4月10日、暴力行為処罰法違反容疑で桂田被告を逮捕。大阪府警は同18日に
恐喝容疑で少年を、翌19日に傷害などの容疑で事務局長を逮捕した。少年は5月9日に家裁送致され、事務局長は処分保留で
釈放された。

 公安当局によると、3人がたて続けに逮捕されたことで、10人程度のメンバーで構成されていた会は大きく動揺した。18日に
少年が逮捕された直後、関係者とみられる複数の人物がツイッター上で解散を宣言。「活動とは関係ないところで逮捕された
ことは大変に遺憾」と嘆く書き込みもみられた。

 そもそも、神鷲皇国会とはいかなる組織なのか。政治団体の届け出はなく、「ネット情報以上はなかなか分からない」(公安
関係者)とその実態はつかみづらい。

 公安関係者によると、一部のメンバーが市民団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の活動に感化され、グループを
立ち上げたとされる。その後、関西在住の在特会員らでつくる「チーム関西」の元メンバーらとともに街宣活動をする中で、
昨年夏ごろから神鷲皇国会を名乗るようになった。

 在日韓国・朝鮮人が多く住む大阪の鶴橋で昨年9月に行われた「日韓国交断絶国民大行進」というデモに協賛団体として
参加。以後、大阪で毎月のように行われた街宣で「ゴキブリ」「ウジ虫」「死ね」「殺す」といったヘイトスピーチ(憎悪表現)を連呼し、
その様子を動画投稿サイトにアップすることで注目を集めた。

 今年2月には大阪市内で行われた国交断絶大行進の主催者として名を連ね、3月31日に鶴橋で実施された「特亜殲滅
カーニバル」というデモも、同会が旗振り役になった。沿道には彼らのヘイトスピーチに抗議する団体も繰り出し、警備の警察官
を挟んでにらみ合いになった。

■思想なき、鬱憤晴らし

 捜査関係者によると、少年と事務局長は同会に参加するまで、活動家としてはまったく無名の存在だったという。

 少年は高校中退後に働いたが長続きせず、街宣にのめり込んでいったとみられる。事務局長は父親の年金で暮らしていた
という。メンバーの中で右翼活動家として公安当局にその名が知られていたのは、桂田被告くらいだった。

 公安当局は街宣やネットで知り合った“緩い”つながりが、同会の基底を成しているとみる。

 「バカ、ボケとひたすら悪口雑言を繰り返すだけで思想は皆無といっていい。つまりは単なる鬱憤晴らしだ」(公安関係者)

 ストレスのはけ口を求めるための活動ならば、それが在日韓国・朝鮮人に向かうこともあれば、集金係やお年寄りに向かう
こともまた、あり得る。彼らの内にあったのは他人への敵意だけなのかもしれない。

 大阪や東京で相次ぐヘイトスピーチを踏まえ、安倍晋三首相は7日の参院予算委員会でこう訴えた。

 「他国を誹謗(ひぼう)中傷することでわれわれが優れているという認識を持つのは間違っている。日本の国旗が焼かれても、
その国の国旗を焼くべきではない。それが私たちの誇りだ」

(終わり)


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