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★タクシー業界団体の訴え退ける
安い運賃でタクシー事業を行う「札幌エムケイ」の営業をめぐり「乗務員の労働環境の悪化につながる」などとして、
タクシーの業界団体などが国に参入を許可しないよう求めた裁判で、
札幌地方裁判所は「許可を扱う法律は事業者の保護は目的としていない」などとして、
訴えを退ける判決を言い渡しました。
札幌などのタクシー事業者が加盟する「札幌ハイヤー協会」などは、
安い運賃で事業を行う「札幌エムケイ」が、4年前に札幌周辺での事業を許可されたことについて
「安い運賃を認めれば、ほかの事業者も値下げに踏み切らざるを得ず、労働環境の悪化につながる」などとして、
国に対し、参入許可や運賃の認可を取り消すよう求めていました。
判決で札幌地方裁判所の長谷川恭弘裁判長は「許可や認可の根拠となる道路運送法は事業者の競争によって
利用者の利益がはかられるようにしたもので、事業者の利益の保護は目的としていない」などと指摘しました。
そのうえで「原告は訴える資格がない」などとして訴えを退けました。
NHK 05月09日 12時09分 URLリンク(www3.nhk.or.jp)