13/05/02 16:32:24.02 BE:500132423-BRZ(10001)
【シリコンバレー=奥平和行】米アップルの「iPad(アイパッド)」などタブレット(多機能携帯端末)の市場が急拡大している。
米調査会社IDCは1日、1~3月期の世界出荷台数が前年同期比2.4倍の4920万台に増えたと発表した。同じ時期のパソコンの
出荷台数は約7600万台。タブレットはパソコンの3分の2に迫り、情報機器の新旧交代が加速している。
タブレットは2012年10~12月期との比較では約6%減少した。例年、1~3月期は年末商戦の反動で出荷台数が大きく減るが、
今年は落ち込みが軽微だった。アップルの「iPad mini(ミニ)」など画面サイズが7~8型で持ち運びやすく、
価格も手ごろな商品が増えて、需要を喚起した。
メーカー別の1~3月期のシェアはアップルが前年同期比で18.5ポイント落としたものの、39.6%を確保して首位を維持した。
2位は韓国のサムスン電子で17.9%(6.6ポイント増)、3位は台湾のエイスースで5.5%(2.4ポイント増)だった。
サムスンは世界首位のスマートフォン(スマホ)の販売でブランド力を高め、タブレットの営業にも活用。
エイスースは米グーグルと共同開発した7型の「ネクサス7」が好調だった。「サーフェス」を販売する米マイクロソフトは
1~3月のタブレット出荷台数が90万台となり、シェアは1.8%だった。
URLリンク(www.nikkei.com)