13/04/10 19:31:53.35
>>1からの続きです。
4人とも犯罪歴は常軌を逸しているが、日本入国の際に問題にならなかったのか。
出入国管理及び難民認定法を見ると、第5条1項4号で「1年以上の懲役若しくは禁錮又はこれらに相当
する刑に処せられたことのある者」は上陸できないとなっている。
前科10犯以上なら入国拒否されそうに思えるが、巧みにすり抜けていたのだろうか。
4人が仲間に引き入れた盗品の「買い取り屋」が韓国の暴力団組織の顧問で、日本にすんなり入国で
きるようなあくどい手段に精通していたのかもしれない。
「裁判で国民に直接訴えたい」との要請は却下
対馬行きは計画的犯行だった。2012年8月、9月と2回現地入りして入念に下見し、10月に決行している。
朝鮮日報の記事によると、対馬をねらったのは「現地の文化財管理が緩い」ためだったという。
文化財の仏像2体をまんまと盗み出せたのも、これらを保管していた寺社が通常は無人であるのを
「事前調査」で知ったのだろう。
窃盗団のひとりは、盗品を持ってわざわざ福岡まで移動した後に韓国・釜山に持ち込んだ。
遠回りだが、「福岡港にはエックス線検査がないので、楽だった」と証言。
過去10年間で日本に200回以上もの渡航歴があり、釜山港職員とは顔なじみだったという。
結果的には、密輸ではなく正規ルートで仏像を韓国内に持ち込んだことから足がつき、「お縄」と
なったというわけだ。
逮捕後、容疑者たちは警察に「日本が奪ったものを探し出したのに、何か間違っているのか」と苦
し紛れの言い訳をしているという。
だが捜査関係者は、唐突な「愛国心」を「はっきり言って詭弁(きべん)」と切り捨てる。
盗みという行為自体が許されず、仮に愛国心が理由ならなぜ仏像を文化財の監督官庁に渡さずに自
分たちで隠し持っていたのか、と指摘する。
韓国・聯合ニュース電子版は4月10日、窃盗団に対する公判の様子を報じた。
被告たちは当初「国民に直接訴えたい」として、韓国版の陪審員制度である「国民参与裁判」を求
めたというが、この日の裁判で申請が却下されたという。次回公判は5月1日に開かれる。
国民の関心が高く、テレビカメラが撮影を許可される異例の裁判になっている。
(J-CASTニュース)