13/03/01 21:23:01.60
あの日からまもなく2年がたとうとしている。1日に実施された東京電力福島第1原発の現場公開。廃炉への工程が進む一方、
高線量に阻まれ事故当日と変わらぬ状態のままの場所もあった。11月からは4号機で燃料貯蔵プールからの燃料取り出しも
本格化する。だが、現場では、廃炉への長い道のりの出発点にようやく立ったばかりだと強く思い知らされた。
取材陣を乗せたバスは、海抜約35メートルの高台にある免震重要棟を出発し、1~4号機の原子炉建屋がある海側へと
進んだ。
海側を走ると車内で「1080です」と東電担当者が告げた。3号機タービン建屋前で、今回の取材の最大値となる毎時1080
マイクロシーベルトが計測された。3号機原子炉建屋は鉄骨がぐにゃりと曲がったままで、付近には横倒しのままの車も。
高線量に阻まれ作業が思うように進んでいないことがうかがえた。
巨大なクレーンが目に飛び込んできた。燃料貯蔵プールから燃料を取り出すための設備建設が進む4号機だ。比較的線量が
低く、バスから降りての取材も許された。作業の順調さを物語るようにトラックが頻繁に出入りした。取り出し設備は巨大な鉄骨を
組み上げ、今年10月末ごろの完成予定で、今は土台がようやくできたといったところだ。
その燃料が移送されるのが、4号機西隣にある共用プール建屋だ。がれきを覆うように置かれた作業用の足場を使って建屋に
入ると、エレベーターで3階に上がった。
縦約29メートル、横約12メートル、深さ約11メートルの共用プールには6377体の燃料が水の下で冷やされていた。収容能力
で新たに移送できるのは463体。冷えた燃料は鋼鉄の筒でできた「乾式キャスク」へと玉突きで移される。野ざらし状態の4号機
の燃料貯蔵プールの危険性は回避される。
順調に廃炉作業が進む4号機。だが、炉心溶融した1~3号機では原子炉内の燃料の状態すら把握できていない。まだまだ
作業は緒についたばかりだと実感した。
ソース(MSN産経ニュース)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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写真=山側から見た福島第一原発の4号機。左奥は3号機
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写真=福島第一原発の山側から見た4号機
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写真=福島第一原発の4号機で働く作業員
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写真=津波を受けた福島第1原発4号機のタービン建屋の海側には、壊れた車両の一部などがそのまま残されていた
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写真=福島第1原発の4号機(左)。溶けた燃料を取り出すための建屋カバーの基礎部分(右)が姿を現していた
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