【中国】「所得が低い」「学歴が低い」「中高年」…国民からの嫌われ者、自国の“憤青(糞青、ネット右翼)”に困惑し始めた中国政府at WILDPLUS
【中国】「所得が低い」「学歴が低い」「中高年」…国民からの嫌われ者、自国の“憤青(糞青、ネット右翼)”に困惑し始めた中国政府 - 暇つぶし2ch2:結構きれいなもろきみφ ★
13/02/26 00:23:40.58
>>1の続き)

 憤青は最近、尖閣問題とともに息を吹き返した。特に昨年9月の反日デモ以降「なぜこんなに糞青は多いんだ」という意見を
みるようになった。「中国の大気汚染は日本が原因」という根も葉もない話が中国でもニュースになったことがある。この件は
日本でも報じられたが、憤青を嫌がる人が多いように、このニュースについても「そんなわけはない」と頭を痛めるコメントが
多数あったことは、日本ではあまり報じられていないように思う。

 ネットだけでなくリアルでも同じ話をよく聞かされた。義烏という街がある。100円ショップで売られるようなモノが世界一集積
する街で、日本だけでなく中東諸国からもバイヤーが買い付けに来る。そこで働くスタッフいわく、日本人バイヤーは反日が
怖いから韓国人になりすますものの、商談の途中でやってくる電話に「はい、はい」と答えるので日本人だとすぐに分かるとの
こと。ある日本人は「すみません(対不起=ドイブーチーだったりSorryだったり人によりけりだそうだ)」と謝るのだが、「謝られる
義理はない、政治は政治、ビジネスはビジネス、庶民には島のことなど関係ない」とスタッフは韓国人になりすますことを
ケラケラと笑う。実はこういう人はかなりいる。

 中国政府は近年Twitterに似たマイクロブログ「微博」(ウェイボー)の動向に注意している。振り返れば2011年の年末に
「『中国の不思議なTwitter』で締めくくる2011年の中華IT事情」という記事で、この年から特に中国政府は微博のネット世論動向
に注目するようになったと書いた。

 さまざまなな不祥事やデモがあっという間に伝播するようになったため、火消しのための地方政府や警官によるアカウントが
大量に作られた。さらにネット世論に関する部署「人民網輿情観測室」ができ、ネットで話題になっている事件と火消しがしっかり
しているかというレポートが出されるようになった。この辺は「『愛国ではない、害国だ』 尖閣デモと公用車襲撃を否定され
困惑する中国ネットユーザー」に記した。

■中国政府が抱く民粹(ポピュリズム)への懸念

 そんな中国では、昨年末に人民網から興味深いレポート「中国公衆民粹化傾向調査報告(2012)」がひっそりと出た。人民網は
中国共産党の機関誌「人民日報」で知られる人民日報社のメディアだ。

 「民粹」というのはポピュリズムのことで、また、民粹化イコール憤青化としている。民粹(=ポピュリズム)は年末あたりからが
使われ始めていて、人民網日本語版でも12月に「中国の発展を脅かすポピュリズム」という日本語記事の中で「反日デモで
暴れた暴徒」との関係性を書いている。すごくざっくりいえば中国政府による「2012年中国ネトウヨ調査レポート」であり、「はたして
日本絡みで扱いが面倒なネトウヨはどれだけいるのか」というレポートである。

 それによると、アンケートをとった人々のうち、49.5%がポピュリストの素質があり、そのうちの31.3%はポピュリスト的な特性が
顕著で、18.2%はポピュリストの傾向にあるという。日本のテレビでも何度となく報道された、中国の街頭でシュプレヒコールを
する人や、ネットで日本叩きをしそうな人は全人口の半数近くいるということらしい。男女比では男性が55.8%と女性より多く、
地域別ではポピュリストは都市部より農村部に多く、在外華人では都市部よりもさらに割合が低くなり、21.7%まで落ちる。

 年齢では、25~33歳までのグループはポピュリストの傾向が低めで4人に1人程度。多いのはインターネットを利用しない
中高年で、54~63歳では2人に1人がポピュリストという結果だった。「所得が低い」「学歴は専門学校卒」「仕事は職人ないしは
保安」でポピュリストの割合が高いという。所得が高ければ高いほどポピュリストである率は少ないが、高所得でも政治に興味が
あるグループではポピュリストが多い。

(さらに続きます)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch