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東京のJR新大久保駅でホームから転落した男性を助けようして命を落とした韓国人留学生李秀賢さん=当時(26)=らの
十三回忌法要が21日、荒尾市の金剛寺であった。秀賢さんの両親(釜山市在住)も参列し、「息子に代わって、日韓の懸け橋
となりたい」と語った。
秀賢さんは2001年1月26日、転落した男性を救出しようとして線路に飛び降り、電車にはねられた。金剛寺の
赤星善弘名誉住職(78)は、命をなげうった行動に心打たれ、事故の年から毎年供養。釜山市にある秀賢さんの墓も訪れ、
父李盛大さん(73)、母辛潤賛さん(63)とも親交を深めてきた。
法要には、日韓交流を進める市民団体「熊本むくげの会」の会員ら約80人が参列。本堂に日韓の国旗と、李さんと、
共に助けようとして亡くなった日本人カメラマンの遺影を掲げ読経した。
盛大さんは「赤星さんは(秀賢さんを)実の息子のように思い、祈っていただいた」と感謝。「最初はショックで
立ち上がれなかったが、今は息子の行動を誇りに思う。息子の夢をかなえるために、前を向きたい」と話した。
盛大さん夫婦は、寄せられた募金を基にした奨学金制度を設立させたほか、日韓文化交流のサポートにも取り組んでいる。
赤星さんは「息子だけでなく、事故で亡くなった3人を供養しているというご両親の心に感動した。これからも供養と交流を
続けたい」と話した。
ソース(くまにちコム) URLリンク(kumanichi.com)
写真=駅のホームから転落した人を助けようとして亡くなった李秀賢さんらの冥福を祈った十三回忌
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