13/01/21 22:05:23.66
在校生は「まだ覆せる。できることは何でもやりたい」と憤り、受験生は「詳しい情報がほしい」と困惑した。21日、大阪市教委
が決定した市立桜宮高校の体育系2科入試の募集中止は大きな波紋を広げた。
「本当に残念。言葉が出ない」「納得できない」。同校の運動部を引退した元主将ら3年生の生徒8人は21日夜、市役所で
記者会見して涙声で訴えた。
制服姿で臨んだ会見。同じ時間、市役所の同じフロアで橋下徹市長は記者団に「すばらしい決定」と称賛していたが、
生徒たちは「市長は何も分かっていない」「生徒の話を聞いてくれなかった」と強い不満を漏らした。
同校では運動部が活動停止の状態。さらに橋下市長が同校の教員総入れ替え人事を求めている。生徒の1人は
「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」とうなだれた。
同校体育系2科を志望している受験生や保護者からも戸惑いや憤りの声が上がった。大阪府内の中学3年の女子生徒(15)は
「行きたいという思いは今も変わらない。(市教委の決定内容の)詳しい情報がほしい」。別の高校の受験も選択肢に入れているが、
願書の提出期限まで情報収集して決定するという。
生徒の母親(43)は「どういう教育方針になるか、早急に説明会を開いてもらいたい」と要望した。
橋下市長は同日午前、同校を訪問。在校生に「(学校のあるべき方向性が決まる前に)入試を継続するのは大阪の恥」などと
理解を求めたが、在校生からは「受験は人生に一度。受験生から機会を奪ってほしくない」「市長の発言で苦しむ人がいる」など
の意見が上がった。
市長はこの際、物議を醸した自身の「(受験生は)生きているだけで丸もうけ」という発言については「生きていれば回り道を
しても、自分のやりたいことに向けて進める。大きな人生で回り道をすることもあるという意味だ」と釈明したというが、市役所で
会見を開いた生徒は「自分をかばっている釈明で、私たちには何の謝罪もなかった」などと批判していた。
ソース(MSN産経ニュース)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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