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通常より粒が大きく突然変異とみられるコシヒカリを栽培してきた涌谷町の無農薬専業農家、黒澤重雄さん(65)が
収穫して家族や知人に試食してもらったところ、「おいしい」と受けが良く、来年は販売を目指して1ヘクタールで
作付けすることにした。黒澤さんは「『大粒イコール大味』との思い込みを覆す食味・食感」と話す。
黒澤さんによると、昨秋に1株だけ茎丈が高く、もみ粒が大きい稲穂を見つけ、種もみとして保存。
今年は約1000粒栽培し、もみ重量で28キロを収穫、一部を試食に回した。
白米で比べると、普通のコシヒカリより一回り近く大柄。粘りとともに香りや甘みが強いのが特徴で、「のどごしが良い」
「冷めてもご飯粒同士がくっつかない」などと、普通のコシヒカリより高い評価を受けた。
ややくすんだような色つやだが、炊くと真っ白になり問題はない。
黒澤さんは後継者の長男、伸嘉さん(36)と無農薬無化学肥料で水田40ヘクタールを耕作。15年前には、ひとめぼれの
突然変異種で8月中に実る早稲株を見つけ、「おもてなし」の自家ブランドで首都圏などに出荷している。
稲は突然変異が時々見られる。黒澤さんは「大粒コシヒカリは、もみ粒が脱落しにくい上、倒れにくい。粒が大きい分
普通コシの1~2割増しの収量が見込めると思う。多くの農家が望む米になる素質がある」と話している。
ソース : 毎日新聞 (2012年11月22日)
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右が突然変異種と見られる大粒コシヒカリ。左が普通のコシヒカリ=涌谷町で