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【モスクワ時事】ロシア漁業庁のクライニー長官は１７日の記者会見で、
ロシアの排他的経済水域（ＥＥＺ）におけるカニの密漁対策を日本と韓国が講じていないとして、
「ロシアはＥＥＺでの日韓両国へのあらゆる漁獲枠を取り消す権利を留保している」と警告した。
インタファクス通信が伝えた。
同長官は、ロシアで密漁されたカニが日本経由で韓国に供給されるルートが存在し、
規模は月間３００～６００トンになると指摘。
その上で、先月ウラジオストクでの日ロ首脳会談に併せて署名された
「水産物の密漁・密輸対策に関する日ロ協定」を日本側が順守していないとして、強い不満を表明した。
時事ドットコム （2012/10/18-10:41）
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