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城島光力財務相は11日、韓国の朴宰完（パク・ジェワン）企画財政相、
ガイトナー米財務長官らと都内のホテルで相次ぎ個別に会談した。
日韓の会談では、両国の関係悪化を背景に今年の開催を見送っている
財務当局間の定期会合「日韓財務対話」を適切な時期に再開することで合意した。
城島財務相は朴氏との会談後、記者団に対し
「経済、文化、金融面で緊密に連携していくことで合意した」と語った。
日韓財務対話は2006年以降、ほぼ毎年開いてきたが、今年の開催時期は決まっていない。
日米財務相会談では、減速懸念が強まる世界経済の先行きについて意見交換した。
城島財務相は(1)欧州債務問題の深刻化(2)行き過ぎた円高(3)中国経済の減速―の３点を挙げ、
「日本経済は下振れリスクに直面している」と説明した。
財務相筋によると、ガイトナー長官から円高に直接の言及はなかったという。
日本経済新聞 2012/10/11 21:55
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