【大阪】「生活保護を使い切って金がなかった。腹が減っていた」…パチンコ中毒の56歳が、行きつけの店の店番の奥さんを刺した“瞬間”at WILDPLUS
【大阪】「生活保護を使い切って金がなかった。腹が減っていた」…パチンコ中毒の56歳が、行きつけの店の店番の奥さんを刺した“瞬間” - 暇つぶし2ch2:結構きれいなもろきみφ ★
12/10/08 02:58:01.48
>>1の続き)

■生活保護が底をつき…

 約1週間後、事件は急展開する。9月23日午後2時20分ごろ、捜査員が店の近くを歩いていた男にピンときた。「似ている」。職務質問
すると、男は抵抗もせずに応じた。不審な点はなかったが、捜査員は所持品を見逃さなかった。フィリップモリスの5ミリ。

 大阪府警布施署に任意同行し、事情を聴くと、男はあっさりと犯行を認め、その日の夜に強盗殺人未遂容疑で逮捕された。男は店から
わずか約70メートル離れたワンルームマンションに住む無職の林正夫容疑者(56)。初代さんを襲った理由について、あきれた動機を
話し始めた。

 「8月末にもらった生活保護の金がすぐになくなり、食事もできなくなった。本当にお腹がすいていた。死んでしまうぐらいなら人を殺してでも
強盗することを決め、ナイフを持ち出した」

 林容疑者が住んでいるマンションは築20年で家賃は3万7千円。管理人によると林容疑者は家賃を滞納せずに払っていたという。

 東大阪市によると、56歳の単身者で無収入のため生活保護を受給している場合、生活扶助費が8万1610円、住宅扶助費が上限で
4万2千円。支給日は毎月2日だが、9月2日が日曜日だったため、今回は前倒しで8月31日に支給されていた。

 林容疑者も8月31日に月8万円余りの生活扶助を受給していたとみられるが、調べに対し、「パチンコなどの遊興費に使った」と説明。
捜査関係者によると、実際に林容疑者はほぼ毎日パチンコ店に通い、生活費を浪費。わずか2週間ほどで食事にも困るようになっていた
という。

 「できれば現金も奪いたかった。酒店の奥さんには悪いことをしたと思っていますが、このときは本当に腹が減ってたまらない状態でした」。
林容疑者の供述に捜査員もあきれるしかなかった。

■偶然の逮捕

 林容疑者の姿は近所でもたびたび目撃されていた。同じマンションに住む男性(46)は「やせていて、いつも自転車で外に出かけていた。
無愛想であいさつもしない人。作業服を着ていたので、工事現場で働いているのかと思ったが…」と振り返る。

 酒店近くの文具店の女性は逮捕の数日前、林容疑者が付近をうろついているのを目撃していた。「ほおがこけていて、うつろな表情で
とぼとぼ歩いていた。おなかが減ってうろついていたのだろうか。今思うと本当に怖い」。

 林容疑者は逮捕後も店から目と鼻の先のマンションにそのまま暮らしており、捜査員がたまたま特徴に気づいたことが逮捕につながった。
店や周辺に防犯カメラは設置されておらず、林容疑者の特徴は初代さんらの記憶頼みだった。ある捜査関係者は「現場近くに住む男だとは
思っていたが、犯行後も普通に生活していたとは…」と驚きを隠さない。

 事件を受け、地元の自治会は町内に防犯カメラを設置することを決めた。酒店は通常通り営業を再開し、初代さんも復帰した後は
元通り店番に立つと話しているという。だが、夫は「事件の記憶がよみがえってフラッシュバックの症状が出ないか、心に受けた傷が心配だ」
と話す。

 捜査幹部は今回の事件について怒りを込める。

 「一歩間違えれば、被害者の命は奪われていた。生活保護費をギャンブルにつぎ込んだ末、他人を傷つけて金を奪おうとするなんて
本当に許せない犯罪だ」

(終わり)


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