【中東】トルコ国会、シリアへの越境攻撃を承認、迫撃砲弾着弾でのトルコ市民死亡を受け…「これは宣戦布告ではない。強力な警告だ」at WILDPLUS
【中東】トルコ国会、シリアへの越境攻撃を承認、迫撃砲弾着弾でのトルコ市民死亡を受け…「これは宣戦布告ではない。強力な警告だ」 - 暇つぶし2ch1:結構きれいなもろきみφ ★
12/10/04 23:55:24.67
 トルコ国会は4日、シリアへの越境攻撃を承認した。前日の迫撃砲弾の着弾でトルコ市民が死亡したことを受け、シリアを強く警告する
狙いだ。軍事介入につながれば中東情勢が一段と流動化するのは必至で、欧州連合(EU)とロシアは緊張緩和を促した。

写真=シリアから飛んできた迫撃弾で5人が死亡したトルコ南東部シャンルウルファ県の民家(4日)=ロイター
URLリンク(www.nikkei.com)

 トルコ政府は4日、国会に1年間を期限とする越境攻撃の許可を求め、賛成多数で承認された。地上軍の投入やシリア領内の空爆など
トルコ軍の海外での軍事行動には国会の承認が必要となる。トルコ軍はイラク北部の分離派のクルド人武装勢力の拠点を長年にわたり
攻撃しており、シリアでも「必要な措置」を実施できるようになった。

 ただ両国の軍隊がただちに交戦状態に入るとの見方は少ない。エルドアン首相の側近、カルン上級外交顧問は「シリアと戦争をしたい
わけではないが、トルコは領土を守る能力があり、必要な時には報復をする」などと言及。アタライ副首相も国会承認は「宣戦布告ではない」
と話し、強力な警告であるとの認識をにじませた。

 背景には同盟国の米国がシリアへの軍事介入に消極的なことがある。国際社会は情勢の一段の悪化の回避を目指している。EUの
アシュトン外交安全保障上級代表も同日、シリアを非難しつつ双方に自制を促した。

 シリアもトルコの軍事行動を回避したい考え。トルコのアタライ副首相は4日、シリアがトルコ領への砲撃について謝罪し、再発防止を約束
したことを明らかにした。

 シリアの友好国ロシアのラブロフ外相は4日、「トルコ領への着弾は事故だ」などと述べた。事故であることを強調し、謝罪することで事態を
収拾したいようだ。

 地元テレビなどによると、4日未明からトルコ軍のシリア領への砲撃が断続的に続いた。3日に住宅地に砲弾が着弾し、5人が死亡した
南東部アクチャカレから、シリア領に数キロメートル入ったところにある町、テルアブヤドを砲撃したという。

 シリア軍に数人の死傷者が出たとの情報もあるが、トルコ軍に反撃はしていないようだ。

 ただトルコ軍がこの先もシリアへの攻撃を継続すれば、シリア軍も反撃せざるを得なくなり、深刻な衝突につながる可能性もある。トルコは
国内世論をにらみながらシリアへのけん制を続ける構えのようだ。

 昨年3月にシリアで反体制運動が始まってからトルコ領内でトルコ市民が死亡したのは初めて。トルコにはシリアから9万人超の難民が
流入し、今春には国境近くのトルコ領の難民キャンプがシリア側から銃撃された。6月にはトルコ軍機がシリア軍に撃墜される事件も起きており、
両国関係は緊張が続いている。

ソース(日本経済新聞) URLリンク(www.nikkei.com)


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