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日本の市民団体は28日、参院議員会館で、領土問題をめぐり日本と周辺国の摩擦が大きくなること
を懸念しているとする声明を発表した。
ノーベル賞作家の大江健三郎氏や元長崎市長の本島等氏などを含む、文化人ら約1300人が署名した。
韓国では高い注目が集まり、「『侵略者日本がまず反省を』日本の知識人1300人が訴え」
「日本の知識人『領土葛藤は日本のせい』署名」などと報道。
また、署名した人々を「日本の良心的な知識人」と呼んだ。
韓国人ブロガーの数学アリ(ハンドルネーム)さんは、日本の知識人らの訴えを聞き、とても嬉し
くなったという。
「私は以前ブログで、独島と釣魚島は、日本がアジアを侵攻する時に強制的に奪ったものだと主張
した」と述べ、自分は領土問題について日本の知識人たちと同じ認識を持っていると語った。
数学アリさんによると、声明は、竹島問題と尖閣問題は日本の侵略史から生まれたと指摘し、韓国
や中国と衝突する日本政府に自制を求めた。
「声明にはノーベル賞作家も名を連ねている。
日本はとんでもない主張をするのではなく、早く謝罪と反省をしてほしい。
日中韓が平和になることが、全世界の利益にもつながる」と述べた。
韓国人ブロガーのロンスタの人々(ハンドルネーム)さんも、声明に共感した。
28日付の朝日新聞に掲載された村上春樹氏の領土問題に関するエッセーについても触れ、日本の知
識人たちの動きに期待を寄せた。
「『ドイツのヒットラーが政権の基盤を固めたのは、第1次世界大戦によって失われた領土の回復を
政策に置いたからだが、その後にどんな結末がやってきたのか…』という村上の指摘を、日中韓の3
カ国、特に日本の政治家は覚えておかなければならない」と発言。
政権交代を控えた3カ国が、それぞれ葛藤や対立を続けていたのでは、経済的な損失と国の品格を落
とすだけであり、まずは3カ国の政治家が自制する必要があると述べた。
そして、「日本の知識人の声明や、村上春樹のエッセーなど日本の知識圏の動きは、韓国や中国の
知識人にも共感と省察の契機となるのではないだろうか」と考察し、領土紛争の終結を願った。
(編集担当:新川悠)
ソース:サーチナ
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