【中国】温家宝首相「主権と領土断固守る」、建国記念晩餐会…強硬姿勢改めてアピール、微妙な国内情勢も絡み、対日姿勢は緩む気配見えずat WILDPLUS
【中国】温家宝首相「主権と領土断固守る」、建国記念晩餐会…強硬姿勢改めてアピール、微妙な国内情勢も絡み、対日姿勢は緩む気配見えず - 暇つぶし2ch1:結構きれいなもろきみφ ★
12/09/29 22:31:47.28
 中国は29日、北京の人民大会堂で10月1日の国慶節(建国記念日)を祝う恒例の晩さん会を開いた。温家宝首相は演説で、
日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化を念頭に「国家の主権と領土を断固として守る」と強調。建国63年の記念行事でわざわざ
「領土」に触れた。次期指導部を決める共産党大会を控える微妙な時期に、国民に向けて現指導部の強硬姿勢を改めてアピールする
狙いだ。

写真=国慶節(建国記念日)を控えた天安門では、毛沢東主席の肖像画の新旧入れ替え作業が行われた(29日未明、北京)
URLリンク(www.nikkei.com)

 晩さん会には胡錦濤国家主席ら現指導部がそろって出席、国内外から約1200人が参加した。中国国歌斉唱後に演説に立った
温首相は、日本や尖閣諸島を名指しこそしなかったものの「独立自主と平和外交政策を掲げる」と前置きし「主権と領土を断固守る」
と述べた。

 温首相は2003年以降、毎年同じ晩さん会で演説している。だが「領土」に触れたのは、台湾の陳水扁政権との間で摩擦が高まった
04年だけ。残りは香港や台湾まで含めた「中華民族の団結」を訴えるケースがほとんどで、今回の演説で意図的に「領土」を持ち出した
のは明らかだ。

 温首相は過去の経済成長によって「総合的な国力、国際的な影響力は大幅に拡大した」と指摘。日本を追い越して世界2位の
経済大国となったことに自信をみせた。

 尖閣諸島問題を巡っては、次期トップに就く習近平国家副主席も日本政府による国有化を「茶番だ」と批判するなど、現指導部から
強硬な発言が相次いでいる。外交の場でも歴史問題と絡めて、尖閣諸島について「日本が盗んだ」(楊潔●〈ち〉外相)と、独自の主張
を展開する。

 中国共産党の機関紙、人民日報の海外版は29日付の1面に「中国は絶対に譲歩しない」とする論評を掲載。「中国は持久戦の準備
が整っている」と力説した。こうした論評を海外版に載せて、国際世論に中国の立場を浸透させる狙いだ。

 中国指導部は、国内の世論により重きを置く。尖閣諸島を「領土問題」と位置付けるだけに、譲歩はできない。しかも中国の指導者が
日本に「弱腰」や「融和的」とみられれば、それだけで大きな政治的リスクとなる。

 中国共産党は28日、5年に1度の党大会を11月8日から開催すると決定した。習氏をトップとする次期指導体制に移行する重要な
大会だが、指導部内ではギリギリまで人事を巡って暗闘が続く。現トップの胡氏が少しでも隙を見せれば、次期指導部への影響力の低下
につながる。

 中国各地で起きた反日デモでは、中国建国のカリスマである毛沢東氏の肖像を掲げる参加者が目立った。これは現指導部の対日姿勢
を「弱腰」と批判しているとの受け止めが多い。権力移行期の微妙な国内情勢も絡んで、中国の対日強硬姿勢は緩む気配が見えない。

ソース(日本経済新聞)
URLリンク(www.nikkei.com)


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