12/09/19 04:16:43.45
尖閣諸島の周辺に押し寄せるとされていた１千隻の中国漁船の大船団は１８日夜までに姿を見せな
かった。
だが、過去に例のない規模の漁業監視船「漁政」と海洋監視船「海監」の中国公船が大挙押し寄せた。
「攻勢を強めている」。
海上保安庁の緊張は終日続いた。
中国公船は１８日、漁政１隻が早朝に接続水域に入った。
周囲には漁船数隻がいたが、違法操業ではなく大船団とも別とみられ、海保幹部は「粛々と対応す
る」と冷静に受け止めていた。
だが、同日午後、海監１０隻が接続水域内に入る。
今月１４日に領海侵犯した６隻を大幅に上回る規模だ。
漁政や海監は接続水域の出入りを繰り返し、一部が領海を侵犯した。
海保は、刻一刻と変わる状況の確認作業に追われた。
海保幹部は「海監が現れ、しかも１０隻とは予想外だ。日本への攻勢を強めたのかもしれない」と
驚きを隠せない。
尖閣を管轄する第１１管区海上保安本部の大型巡視船は７隻。
数で劣勢に立つ恐れがあるため、海保は、４０ミリ機関砲を装備した高速高機能大型巡視船「あそ
」を周辺海域に派遣するなど全国から応援を回し、警備レベルを上げている。
漁船団は、この日は姿を見せなかったが、中国沿岸から尖閣周辺までは約３００キロ以上あり、少
なくとも半日以上かかる。さらに１８日は波が高いなど、海域は荒れていた。
海保幹部は「漁船もこれから押し寄せる恐れがある」と厳しい表情。
海保は１９日以降も厳重警戒を続ける。
ソース：産経ニュース
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)