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★感染研で検査機器など24億円分が所在不明
国立感染症研究所が購入した検査機器など約24億円分が、
必要な手続きを取らずに廃棄されるなどして、所在不明となっていることがわかった。
国立感染症研究所によると、購入した検査機器など50万円以上の物品について台帳と照らし合わせたところ、
1153点(取得価格で23億8700万円分)の現物が確認できなかった。
最も高価なものは7200万円のDNA解析装置で、薬品や病原菌などは含まれていない。
通常、購入した物品を廃棄する際には承認が必要だが、その必要な手続きを取らずに廃棄したと考えられ、
横領や着服などの不正行為は今のところないという。
国立感染症研究所は、今後、適正な管理手続きを職員に徹底させるとともに、しかるべき処分についても検討するとしている。
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