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在上海日本総領事館によると、尖閣諸島（沖縄県）の国有化が決定した十日以降、上海市内で、
日本人に対する暴行や嫌がらせが相次ぎ、少なくとも四人がけがをした。
こうした事態を受け、総領事館は十三日、深夜の外出や日本語での会話の際は、
周囲に注意を払うよう呼び掛けた。
十二日夜までに同館に通報された暴行、嫌がらせは少なくとも六件で、いずれも夜間に発生した。
深夜に食事をしていた日本人グループが中国人に言いがかりをつけられて暴行を受けたほか、
歩道を歩いていて突然、足を蹴られる事件も起きた。けが人はいずれも軽傷という。
歩道を歩いていた日本人が、ラーメンの汁や炭酸飲料をかけられたり、ペットボトルを投げ付けられた。
メガネを割られて持ち去られた被害もあった。日本人が乗ったタクシーの運転手に、横付けしたバイクの中国人が
「俺が金を払うので、こいつを降ろせ」と迫ったケースもある。
酒に酔った日本人が中国人女性をナイフで切り付けたと反日感情をあおるうその書き込みもインターネット上で相次いでいる。
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