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★ １４日告示の自民総裁選、キーマンは？
自民党総裁選は、１４日の告示を前に５人の候補者が揃いました。元総理や閣僚経験者ら大物議員が
次々と候補者への支持を表明する中、ある人物の動きに注目が集まっています。
「この林芳正に、日本経済の再生を任せていただきたい」（自民党 林芳正 政調会長代理）
林政調会長代理が出馬を表明したことで、予想された５人全員が立候補することになった自民党総裁選。
告示を前に各陣営の動きは過熱しています。
高村元外務大臣と麻生元総理の２人の派閥領袖が、１３日「意中の人物」を明かしました。
「安倍晋三候補を支持する」（麻生太郎元首相）
ともに安倍支持を表明。さらに麻生氏は石原幹事長を酷評します。
「石原氏を支援する神経がよく分からない。石原氏の出馬があったから谷垣氏が出られなくなったのでは。
『平成の明智光秀』という、あまりありがたくない冠を、この人は当分いただくことになると思う」（麻生太郎元首相）
総理経験者ら実力者が動き出しました。はたしてこの人はどう動くのでしょうか。
先の終盤国会、小泉氏は石原幹事長に次のように叱咤激励したといいます。
「こんな野党が解散権握っている政局なんてないんだ。何をやっているんだ」（小泉純一郎元首相）
解散に追い込むよう迫るなど、政局に絡む発言もし始めました。総裁選について小泉氏は何を語るのでしょうか。
１３日は民間団体の講演に招かれた小泉氏ですが、「ＮＥＷＳ２３クロス」はその講演の音声を入手しました。
「アメリカとの関係が良好な方が、中国とも韓国ともロシアとも、うまく交渉はできるんですよ」（小泉純一郎元首相）
およそ１時間にわたり持論の脱原発や外交問題に熱弁をふるった小泉氏ですが、総裁選についての直接の言及はありませんでした。
「政治家というのは批判や非難の対象です。目標を達成したい。（ただ）達成すると目標を立てたときとは違う状況になる。
常に手を入れ、修正し、改革していかなければならない」（小泉純一郎元首相）
状況に応じ、適切に対応することが政治家として必要だと訴えます。
（Ｑ．総裁選について・・・？）
「・・・」（小泉純一郎元首相）
沈黙を続ける小泉氏に代わって各陣営がいま注目しているのは息子、進次郎衆院議員の動きです。
「民主党政権を一日も早く終わらせる。もはや役目は終わった」（自民党 小泉進次郎衆院議員）
元総理の息子という知名度と父親譲りの発信力の高さに定評のある進次郎氏。
総裁選については近々態度表明を行う考えを示しています。
「１９日に青年局で公開討論会を開催して、その後に地元の皆さんに、どなたに１票を入れるか言うつもり」（自民党 小泉進次郎衆院議員）
進次郎氏の態度表明次第で総裁選の流れは変わるとみる各陣営の幹部は多い。
「進次郎の支持は欲しいよな。多くの議員心理に影響するよ。いったい誰を支持するのかな」（某陣営幹部）
総理経験者の大物から１回生議員まで巻き込み票固めに乗り出した各陣営。２６日の投票日に向け戦いは激しさを増しています。（13日23:00）
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