【社会】愛国をビジネスにした男、「my日本」代表・西田省人…保守運動高揚の背景は「世の中に裏切られたと思う人たちの欲求不満解消」at WILDPLUS
【社会】愛国をビジネスにした男、「my日本」代表・西田省人…保守運動高揚の背景は「世の中に裏切られたと思う人たちの欲求不満解消」 - 暇つぶし2ch1:結構きれいなもろきみφ ★
12/09/13 22:32:41.54
ソース(G2 「ネチズム(ネット・ファシズム)は拡散する」、ジャーナリスト・安田浩一氏) 
URLリンク(g2.kodansha.co.jp)

■愛国をビジネスにした男

 東京都内の雑居ビル。その男性はスーツ姿で私の前に現れた。西田省人(37歳)。ウェブサイトの製作などを請け負うIT企業の
経営者だ。

 その西田にはもうひとつの肩書きがある。登録会員数6万人を誇る日本最大の保守系SNS(ソーシャルネットワークサービス)、
「my日本」の代表だ。一部では「保守世論をつくりだす男」とも呼ばれている。

 my日本は政治団体でも運動組織でもない。れっきとした株式会社だ。そして同社が運営するSNSにおいて、保守を自任する
会員たちが熱心に情報交換や交流をおこなっているのだ。

 フジテレビやロート製薬に対する抗議デモの参加者のなかには、このmy日本の情報によって「立ち上がった」者が少なくない。
「2ちゃんねる」などに掲載される情報も、my日本が源流にあることが多いのだ。

 「日本の危機に気づいた人、日本を貶める敵を発見した人、そして運動への参加を求める人、国のために何かしたいと考えて
いる人、そうした人々を?げる目的でサイトを立ち上げました」

 そう話す西田からは、私がこれまで接してきた“草の根保守”とは違う匂いがした。物腰も話しぶりも、洗練されたビジネスマン
そのものだ。

 西田は慶応大学環境情報学部を卒業後、日本IBMに入社。しかし2年で退社し、1999年に現在の会社を設立した。
学生時代は気が向けば共産党に投票するようなノンポリで、政治よりもバンド活動に夢中だった。いまやメディア批判の「情報源」を
運営しながら、もともとはマスコミ志望で、就職試験では大手テレビ局や出版社を受験したという。

 彼もまた時代の流れとネット情報に接するなかで保守思想に行き着いた。とはいえ西田が凡百の人間と違うのは、たどり着いた
保守という枠組みのなかに、ビジネスチャンスをも見出したことである。

 「私は保守に必要な情報をもとに交流できる“仕掛け”をつくりたいと思ったんです。いま、保守は大きなムーブメントとなっている。
しかし、ネットから生まれた保守は組織力を持たないし情報も散発的です。これらの情報を集約し、人と人の出会いを促すために、
SNSという媒体を設けました。そしてこれがビジネスとしても成り立つように、あえて株式会社という組織にしたのです」

 収益となるのは主に有料会員の会費である。まだまだ圧倒的に無料会員が多い。ビジネスとしては「完全に赤字」だと西田は苦笑
するが、設立からわずか2年で6万人の会員を集めた手腕は運動家とは違ったセンスの賜物であろう。西田の口ぶりには、この6万人
をひとつのマーケットとして捉えているような、静かな策略も透けて見える。

 会議机の上で両手を組み、西田は軽い笑みを浮かべながら続けた。

 「時代はグローバリゼーションからローカリゼーションに変化する過程にある。同時に、被差別者や弱者を装ってきた左翼勢力の綻びも
見えてきた。保守はいま以上に来ますよ」

 時折、システム手帳に視線を落としながら熱く語る西田は、まるで相場を予測する投資家のようだった。

 そんな西田は保守運動高揚の背景を次のように説明した。

 「一言で表現すれば、世の中に裏切られたと感じた人が増えてきたのだと思う。特に世の中の勝ち組によって運営されているメディア
への失望感は大きい。だから会員のなかでもフジテレビの抗議デモに参加してスッキリした、という単純な感想も目立つ。欲求不満の
解消として機能している部分も私は否定しません。それでいいんじゃないかと思いますよ。動機やきっかけがどうであれ、日本を愛する
心がそこから芽生えるのだとしたら喜ばしいことじゃないですか」

 西田は「私は運動を勧めているわけではなく、それに必要な場を提供しているだけだ」と強調した。

>>2以降の続き)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch