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★日中友好:「懸け橋に」 県と甘粛省・秋田市と蘭州市、提携３０周年で記念式典 ／秋田
県と中国・甘粛省、秋田市と同省の蘭州市の友好提携３０周年の記念式典が２日、
秋田市中通１の秋田キャッスルホテルであった。
県と同省、秋田市と蘭州市は８２年８月５日に友好提携を調印。
海外の都市との友好提携は当時、４行政とも初めてだった。
これまで同省にある磨嘴子（ましし）遺跡の合同発掘調査や野球の合同トレーニング、
人事交流など文化、スポーツなど幅広い交流を続けてきた。
県は同省に川連漆器の文書箱を、秋田市は蘭州市に竿燈（かんとう）祭りの絵が彫られた銅板を贈った。
堀井啓一副知事は「（提携により）文化振興に大きな成果を上げることができた。
これからも末永く交流を続けたい」と話し、穂積志市長は「日中友好の懸け橋となることを祈念する」と、
甘粛省の咸輝（かんき）副省長は「この３０年間、さまざまな分野で交流してきたことに心から感謝の意を申し上げる」とあいさつした。
１０月１９日からは県の訪問団が１週間、同省を訪問する予定。【田原翔一】
毎日新聞 2012年09月03日 地方版 URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)