【竹島】 大前研一氏 「実効支配していない国がいくら「その島はうちの領土だ」と主張したところで、しょせんは犬の遠吠えに過ぎない」at WILDPLUS
【竹島】 大前研一氏 「実効支配していない国がいくら「その島はうちの領土だ」と主張したところで、しょせんは犬の遠吠えに過ぎない」 - 暇つぶし2ch1:影の軍団(第弐拾八期首席卒業生)ρ ★
12/08/21 08:41:10.47
韓国の大統領が初めて竹島に上陸した。国境問題を解決するには外交努力ではだめで、武力行使をするしかない。
その覚悟がない日本にできることはほとんどないという現実を、政治家も国民も知る必要がある。

ところが、この“ただの岩”が1人の大統領によって国境問題へと拡大されていく。52年に韓国の李承晩(イ・スンマン)大統領が
「李承晩ライン」という軍事境界線を国際法に反して一方的に設定してしまったのである。

さらに53年に竹島が米軍の爆撃訓練区域から解除されると、韓国は武力行使に踏み切ることになる。
竹島で不法操業していた韓国漁民に撤去を求めた海上保安庁巡視船が、
韓国漁民を援護していた韓国官憲に銃撃されるという事件が起きたのだ。

54年になると、韓国は沿岸警備隊を竹島に派遣。同年8月、竹島周辺を航行中の海上保安庁巡視船が銃撃される。
以後現在まで、竹島には韓国警備隊が常駐し、“不法占拠”状態が続いている。

この時期に日本の首相を務めていたのは鳩山一郎である。武力で奪い取られたものは武力で奪い返すしかない、
という領土問題の原則を考えると、この時に反撃しないで「沙汰止みにしてしまった」日本政府の対応が、
竹島問題で日本が「犬の遠吠え」を繰り返す元となっている。

このように、韓国による竹島の領有権主張というのは、比較的近年になって行われるようになったものだ。
領有権を主張するや否や、韓国は武力行使によって竹島を実効支配したのである。

私は個人的にはこんな“ただの岩”に日韓関係を悪化させてまでもめる価値はないと考えている。
日本は三つの国境問題を抱えている。ロシアとの間で北方領土問題、中国・台湾との間で尖閣諸島問題、そして韓国・北朝鮮との間で竹島問題である。

国境問題については、国際的には「歴史的に……」という議論はあまり受けいれられていない。
「実効支配」が最も強いもので、それを覆すには「武力しかない」というのが相場である。

イスラエルによるヨルダン川西岸地区やゴラン高原は「違法占拠」であり何度も国連の非難決議を受けているが、
イスラエル側は入植を進め、実効支配だけではなく将来的に予想される「住民投票」でも歴史的「既成事実」をつくれるようにしている。

北方領土はロシア、竹島は韓国、尖閣諸島は日本がそれぞれ実効支配している。
実効支配していない国がいくら「その島はうちの領土だ」と主張したところで、しょせんは犬の遠吠えに過ぎない。
国境問題に関しては、犬の遠吠えが成果を上げたためしがない。善意の国が領土を返してくれるほど国際社会は甘くない。

しかし、韓国は国際司法裁判所への提訴を拒否している。紛争当事国同士が同意しなければ、国際司法裁判所は相手にしてくれない。
日本が竹島を自分の領土だと主張するならば、外交努力を続けてもムダで、韓国が武力で竹島を収奪したように、
日本も最終的には武力行使も辞さない覚悟を持たなければ竹島は返ってこない。

結局、国境問題は武力でしか解決できない。本来なら、54年に韓国警備隊が常駐しようとした時に日本は徹底的に戦うべきだった。
しかし、韓国が日本の巡視船を攻撃して戦闘状態になっているのに、日本は逃げ出してしまった。
戦うべき時に戦わなかった結果、韓国は“戦利品”として竹島を実効支配してしまったのである。

日本が本気で竹島を取り返そうと思うのなら、韓国の大統領が失礼な“越境”をしたことに対して、
実力行使をするしかない。問われているのはその覚悟があるかどうかだ。覚悟がないから、李明博大統領がやすやすと竹島に上陸して大演説をしてしまうのだ。

日本の政治家と国民に竹島を取り返す本当の覚悟がないなら、韓国の実効支配を暗に認めつつ、
永遠に「竹島は日本の領土だ」と口先だけで言い続け、時代が変わり(敵失などの)新たな機会が訪れるのを待つしかない。(抜粋)
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)


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