12/08/15 16:52:13.28
台湾(中華民国)の外交部(外務省)は15日午前、臨時記者会見を開き、尖閣諸島(台湾名・釣魚
台、中国名・釣魚島)の主権問題で「中国と協力して解決することは決してない」との立場を改め
て示した。
台湾の通信社、中央通訊社(中央社)が伝えた。
外交部の夏季昌報道官は、尖閣諸島は「中華民国固有の領土」との立場を改めて主張し、「周辺海
域は漁民の伝統的な漁場であり、適切な方法で漁民の権益を保護する」と述べた。
尖閣諸島の中国領有権を主張する一部の活動家が、尖閣問題で台湾と中国の協力を望んでいること
については、「中華民国の立場は一貫している。
国家の政策と利益に基づき、中国と協力して釣魚台の主権問題を解決することは絶対にありえない
」と強調した。
尖閣諸島の中国領有権を主張する香港の活動家らを乗せた船「啓豊二号」は、15日夕方にも同諸島
に到着する見通し。
台湾の民間団体も合流を計画していたが、船主の反対で直前に出港を断念した。
15日付の台湾紙、中国時報によると、「啓豊二号」は14日に補給のため台湾に寄港する予定だった
が、許可証がなかったため、台湾の海岸巡防署(日本の海上保安庁に相当)が入港させなかった。
しかし台湾当局は台風の影響を懸念しており、また「人道的な見地から」、海巡署が15日未明に台
湾北部の基隆沖で水と食料を届けたという。(編集執筆:阪本佳代)
ソース:サーチナ
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