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教え子の女子児童や女子生徒にわいせつな行為をしたとして、
9日、長野市の市立小の男性教諭(52)と北信の県立高の男性教諭(58)を懲戒免職処分にした県教委。
2日前には、女子児童の着替えを盗撮したとして池田町の男性小学教諭(43)が逮捕されたばかり。
今年度、わいせつ行為が原因で教員5人が免職処分される異常事態に、
県教委の矢崎和広委員長は「教育や教員に対する信頼回復を望むべくもない状況だ」と頭を抱えた。
県教委によると、免職の小学教諭は昨年7月~今年6月中旬ごろ勤務先の長野市の小学校の教室や体育館などで
女子児童6人の顔や頬にキスをしたり、キスをさせる行為をした。
うち1人へは約11カ月間、週1~2回程度、繰り返した。
教諭は各児童に「2人だけの秘密だよ」と口止めしていたが、6月中旬、
他の教諭が不審な行動を発見し、校長に報告。
教諭は「児童とハイタッチなど触れ合う中で『キスをしてくれるかな』と思ってしまった」と認めたという。
高校教諭は5月中旬、教科研究室で放課後、女子生徒に個別指導の際、
腰から太ももを数回触ったとしている。
教諭は「指導で励ますつもりで無意識に触ってしまった」と認めたという。
教諭は08年6月にも、学校外の温水プールで女子児童の腰から背中を水着の上から触ったとして、
県迷惑防止条例違反で罰金刑を受け、県教委から減給10分の1の3カ月の懲戒処分を受けていた。
2件とも、県教委が4月、全教員に向け綱紀粛正の緊急メッセージを出した後に起きた。
矢崎委員長は「県民の期待を裏切ったことに、おわびしなければならない。
異常とも言える事態だ」と厳しい表情を浮かべた。
2件とも発覚から県民への公表まで1カ月半以上かかっており、
山口利幸・県教育長は「どの時点で公表すべきかは今後の検討課題となる」と述べた。
他に県教委は9日、勤務先の中学校で指導の際、男子生徒を抱え上げ、
床に投げ落として軽傷を負わせたとして、
東信の男性講師(28)を減給10分の2の3カ月の懲戒処分にした。
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