12/08/06 21:32:47.38
韓国政府が竹島(韓国名・独島)の領有権を主張した「外交白書」(6月発行)に対して、日本政府が抗議を行っていないことが
分かった。韓国を刺激したくないという思惑があるが、韓国は7月末、日本の「防衛白書」(2012年版)が竹島の領有権を主張して
いると抗議しており、日本外交の事なかれ主義の甘さが浮き彫りになった。
韓国の「外交白書」は毎年、「周辺国との関係」の中で日韓関係に触れ「わが国固有の領土である独島」を強調してきた。とくに
今年の白書では日韓関係53行のうち竹島問題が12行を占め、これまで最も長い記述になっている。
「外交白書(日本では青書)」はその国の対外的基本立場や外交交渉など対外関係の実情を記述したもので領土問題は
不可欠だ。日韓双方はこれまで白書など政府文書や島に対する新たな支配行為などがあった場合、外交上の措置として
“相互主義的”に相手国への抗議を繰り返してきた。
しかし日本は韓国の「国防白書」(隔年刊)には抗議しているが、「外交白書」では今回も含め「以前から抗議していない」
(在韓日本大使館筋)。日本は他の件で韓国に抗議した場合も、韓国のように世論(メディア)に積極的に公表することはほとんどない。
「韓国を刺激しないため」(同)という。
しかし、韓国は日本が4月に「外交青書」を発行した際、領土問題で竹島を日本の領土とする記述があると抗議。声明を発表
するなどして日本を非難した。韓国マスコミも大々的な日本非難報道を展開した。
日本が韓国の外交白書に抗議しない「静かな外交」は一種の事なかれ主義だが、現状はこの外交姿勢が近年の韓国にはまったく
通じていないことを示している。
ソース(MSN産経ニュース)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)