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盛り上がりを見せるロンドン五輪で、各国・地域からは続々とメダリストたちが誕生している。
現在、韓国は金2個、銀2個、銅3個と計6個のメダルを獲得して6位をマーク。
今後は卓球、バトミントン、サッカーなどでのさらなるメダル獲得に期待が集まっている。
特に韓国では金メダルを獲得すると、男性選手には「兵役免除」という日本にはない特典がある。
韓国では18歳以上の全ての男性に対して、最短で24ヶ月間(陸軍・海軍の場合)の徴兵が義務づけら
れているため、「兵役免除」は若い韓国男性であれば誰もが望む特典だ。
金メダルなどを獲得した選手らは芸術・体育要員と呼ばれ、文化観光体育省長官の推薦を受けて4週
間の基礎軍事訓練と、専門分野で2年10カ月間活動すれば軍隊に入らずに済む。
サッカー選手であれば金メダル獲得後、そのまま選手生活を送ればいいのでかなり魅力的な制度と
いえる。
だが、韓国兵務庁は最近、金メダルを獲得しても、獲得してから2年10カ月の間に「八百長」などの
不正行為を行い処罰を受けた場合、特典を取り消すとする改定案を提出した。
プロサッカー選手らによる徴兵忌避を目的とした偽装工作や、Kリーグ、野球、バレーボールリーグ
で次々と発覚した八百長騒動が影響しているのかもしれない。
2008年の北京五輪でメダルを獲得し、兵役免除になった選手は24人。
1973年からこれまでの間に兵役免除になった選手は797人にも上る。
しかし、免除の基準をメダル獲得ではなく点数で評価していくべきだとする意見もあり、今後はメ
ダル獲得による兵役免除は簡単にはいかなくなりそうだ。
(韓フルタイム)
ソース
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