12/07/30 21:12:37.38
佐賀県小城市で2月、事故ではねた男性を故意にひいて殺害したとして、
殺人罪などに問われた無職、野方晃被告(78)=同市=の裁判員裁判で、
佐賀地裁(若宮利信裁判長)は23日、懲役8年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。
判決理由で若宮裁判長は、野方被告が任意保険に未加入で
「事故が発覚すれば家族に迷惑が掛かると思い、ひき殺して逃走する決意をした冷酷な犯行だ」と指摘した。
「ひいた行為は被害者の死期を早めたにすぎない」とする弁護側の主張は、「再発進させてひいた行為が致命傷になった」と認定して退けた。
判決によると、野方被告は2月9日朝、交差点を渡っていた同市の無職、下村政幸さん=当時(65)=を軽ワゴン車ではねた。
車から降りて「大丈夫ですか」と声を掛けると、倒れていた下村さんはうめき声を上げたが、通報を恐れて車でひいて死亡させ、逃走した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)