12/07/13 08:54:35.54
(>>1の続き)
≪日菜あこ氏≫
■温かい支援を望みたい
○ベビーカー必要な時代
--ベビーカーを使って電車やバスに乗る親が増えた
「今やママだから外出を控えるという世の中ではなく、ベビーカーを持っていないママの方が少ない時代。だっこやおんぶでの移動はやはり
体力的に大変。重さ的にはお米の袋を抱えて何時間も移動するようなものなので。特に小さい子供が複数いる場合、ベビーカーなしの
移動は考えにくい。ただ最近は赤ちゃんの乗り心地を重視したベビーカーの大型化の流れもあり、こちらがかなり気を使っているつもりでも、
周りの視線は温かいとはいえない。『ベビーカーが邪魔で降りられない』とか、混雑時には、『こんな時間に乗るな』とか、文句を言われたり、
舌打ちされることもたびたび…」
--だっこやおんぶの方が赤ちゃんには安心だという意見も
「一番、大事なことは『母親に余裕があること』。余裕がなければ、子供のことを十分に気遣うことはできない。だから、それぞれのママが、
自分がやりやすいスタイルを取ればいいのではないか」
--ママ側のマナーはどうか
「問題がある人もいるかもしれないが、多くのママはマナーに気をつけていると思う。私の場合、混雑時はできるだけ避けて、朝早く乗ったり、
2、3本電車をやり過ごすことも多い。また、十分なスペースがないときは、ベビーカーは畳んで、だっこするのだが、腕がちぎれそうになって
しまう。それに、子供がぐずったらどうしようと、いつもヒヤヒヤし通しで、肩身が狭い」
--むしろ周りの理解がない?
「私自身も20歳で子供を産むまでは『赤ちゃんが泣くのは当たり前』なんてことも分からなかったから、冷ややかに見ていた。当事者に
ならないとなかなか理解ができにくいと思う。ただ、子育ては『誰にでも手伝える』こと。ベビーカーで階段を上り下りしたり、ホームとの幅が
広いときに手を貸してくれたり、『大丈夫?』と声をかけてくれるだけで、どれほど助かるか。ママの側も、誰もすき好んで赤ちゃんを泣かせたり
しているのではないことを、周りの人に理解してもらえるよう、ママの置かれている状況をしっかり伝えていくべきだと思う」
○「子供優先車両」ほしい
--鉄道会社側に望むことは
「ベビーカーの子連れママが気兼ねなく利用できる『子供優先車』をつくってほしい。また、一般車両にも『ベビーカースペース』が
作れないだろうか。やはりドアの近くは危険が多いし、かといって通路にいれば、他のお客さんの邪魔にもなりかねない。子連れのママを
冷たい目で見ず、困っているママがいたら何か少しでも手助けをお願いしたい」
【プロフィル】日菜あこ
ひな・あこ 昭和59年、福岡県生まれ。27歳。1男2女のママ。モデルとしてテレビ、CMで活躍する一方、1万人以上が登録する
ママサークル連合の総代表として絶大な人気を誇る。メンタルケアスペシャリスト、子育てアドバイザーの資格を持ちブログ「日菜まつり」
は1日約50万PV。
写真=日菜あこ氏
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
(終わり)