12/07/12 09:06:48.36
国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を製造する三菱航空機(名古屋市)は十一日、
米航空大手スカイウェストからMRJ百機を受注することで、両社が基本合意したと発表した。
航空会社などからの受注は四社目で、販売数は計二百三十機となる。
スカイウェストはカナダを含む北中米の短・中距離路線を運航している。
受注した百機の総額は約四十二億ドル(約三千三百億円)で、二〇一七年から納入される計画だ。
英国・ファンボローで開催中の航空機見本市に参加している三菱航空機の江川豪雄社長は、現地で会見し
「業界最大手の顧客を得ることでMRJの存在感が大きくなる」と述べた。
MRJは製造を担当する三菱重工業大江工場(名古屋市港区)で発覚した検査工程の規定違反の対応で生産が遅れ、
初飛行を当初予定から一年半近く延期したばかり。
営業面での悪影響が懸念されていただけに、採算ラインとされる三百五十~四百機の受注に向けて弾みがつきそうだ。
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URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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