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韓国政府は29日、午後4時に予定されていた韓日軍事情報包括保護協定（GSOMIA）の締結を署名式の約
1時間前に延期を決定した。韓国メディアが相次いで報じた。
韓国メディアは、「韓日軍事情報協定、突然の延期」
「これまでにない外交欠礼」などと題し、韓国政府が29日午後4時に予定されていた日韓軍事情報包
括保護協定の締結を電撃的に延期したと伝えた。
韓国政府は、日韓軍事情報保護協定の締結を強行する計画だったが、閣議の拙速な処理により、世
論の批判が高まった。
与党のセヌリ党が29日午後2時に締結保留要求を意見提出したことを受けて、政府は公式な署名式の
約1時間前に延期を最終決定したという。
外交部当局者は「協定が国家安全保障に役立つためには、まず、国民の支持を受けなければならな
いという判断によるもの」で「この点を日本側に説明し、日本側も十分に理解すると言いながら受
け入れた」と伝えられた。
さらに「7月2日に国会が開会するため、改めて議論を経た後、再び推進する」と述べた。
一方、今回の協定の推進をめぐっては、密室での議論や突然の延期決定などが問題視されており、
責任の追求が激しくなる見通し。
野党は協定の完全撤回と、李明博大統領の謝罪、キム・ファンシク首相、外交・国防部長官の辞任
を要求している。（編集担当：李信恵・山口幸治）
ソース：サーチナ
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