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マルクスは、資本主義そのものは社会の生産力が高まる時代と捉えている。
その資本主義がより成熟し、拡大した生産力に資本主義の体制が耐えられなくなった時、
つまり、生産力の拡大に伴なって、資本主義の抱える諸矛盾もよりいっそう深刻化して
解決不能になった時に革命が起こり、社会主義に移行すると考えていた。
特に日本は、終身雇用、年功序列、滅私奉公の精神に支えられた
世界で最も成功した社会主義国であった。
そして、そのような社会体制の中、世界代2位の経済大国となった。
マルクスが定義した共産主義社会とは、
①共産主義社会とは、社会主義社会がさらに発展した人類の理想社会。
②搾取も抑圧も差別もない、真に自由で平等な社会。
③人間が疎外から解放され、もっとも人間らしく生きることのできる社会。
④「一人は万人のために、万人は一人のために生きる」社会。
⑤「各人はその能力に応じて働き、必要に応じて与えられる」社会。
したがって、最も革命の可能性があるのは、日本である。
ベーシックインカムなり何なり、次の社会システムが必要とされている。