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軽トラでたこ焼き屋の個人事業主をするとしよう。
それは資本主義の第1歩といえる。
最初は個人事業の小さな資本同士がつぶしあい、大きな資本が形成される。
そして大きなたこ焼き屋が多くの従業員を雇うようになる。
市場経済の強制法則は、徹底した生産手段の節約を、商品価格を引き下げつつ利潤を引き上げるという、資本の精神にのっとって行なわせることになる。
効率化がおこなわれ、機械化され従業員の給与は生存ギリギリのラインまで
低く抑えられる。やがて従業員は機械にとって変わられ、
もはや賃金労働者ですらなくなる。
残るのは何か?何も残らない。たこ焼き屋も無くなった。
もはやたこ焼きを買う賃金労働者すらいないからだ。
これが資本主義の終焉の段階。それを避けるには、
たこ焼き屋を残し、かつての賃金労働者にたこ焼きを支給する事だ。
あなたも、自分の為に労働している個人事業主の立場から、
たこ焼き屋同士の競争に負けて、賃金労働者となり、
給与を生存ギリギリのラインまで低く抑えられ、
やがて賃金労働者ですらなくなる事を経験してみるといい。
いずれみんなそうなる。このシステムで勝負して勝てるはずないのだから。