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東京電力が近く公表する予定の福島第一原子力発電所の事故調査の最終報告の案の中で、
政府の事故調査・検証委員会から「見直す契機があったのに見過ごされた」と指摘された
津波対策について、津波の研究や調査がまだ確定していなかったことなどから、関係者全員が、
今回のような大津波を想定できなかったのが実態だったと結論付けていることが分かりました。
福島第一原発の事故を引き起こした想定を超える13メートルの津波について、政府の
事故調査・検証委員会は、東京電力が、平成20年に10メートル前後の津波に
襲われるおそれがあるという試算をしながら対策を取らなかったとして、「対策を見直す契機が
あったのに見過ごされた」と指摘しています。
これに対して、東京電力が近く公表する予定の事故調査の最終報告の案では、試算は社内での
議論のために実施したもので、東京電力では、福島県沖では大きな地震は起きないと
考えていたことや、今の研究では津波を引き起こす地震の震源や規模のモデルが
確定していないことなどから、社内の関係者全員が今回のような大津波が来るのを
想定できなかったと結論付けていることが分かりました。
*+*+ NHKニュース +*+*
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