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母親の生活保護受給問題の渦中にあるお笑いコンビ、次長課長の河本準一（３
７）が２５日、東京・新宿の吉本興業東京本部で謝罪会見を行った。今年４月
まで約１５年間、生活保護を受けていたことを認め、「収入が多いにもかかわ
らず、むちゃくちゃ甘い考えだった。情けない」と涙で反省の弁を述べた。売
れっ子となった５、６年前からの受給費については「税金を負担する皆様に申
し訳ない。きちんとお返ししたい」と直立で返納を誓った。
放送プロデューサーのデーブ・スペクターは、「始まりは家族愛からだったの
でしょうが、自分が稼げるようになってからはマズかった。法的には、母は
（生活保護を）もらえるわけですが、これはモラルの問題。芸能人の中には親
族と絶縁している人もいるが、河本さんの場合は母をネタにして本まで出した。
つまり母を使って収入を増やしたことを考えると、かなり許し難いと思う。こ
の問題は“見つからなければもらい得”という社会問題を浮き彫りにしている。
財政が足りない日本を考えると、彼はいい意味で“犠牲”になったのでは…。
これを機に芸名を『次長課徴金』と変えるのも手です」と語った。
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